げ‐ばな【夏花】
夏安居(げあんご)の間、仏前に供える花。《季 夏》「病ある身のひそかにも—かな/蝶衣」
げば‐ひょう【下馬評】
《下馬先で主人を待っている間、供の者がしあう批評の意》第三者が興味本位にするうわさ・批評。「—に上る」
げば‐ふだ【下馬札】
それより奥は乗馬のままでの通行を禁止することを示した立て札。「下馬」「下乗」などと記す。下馬牌(はい)。
ゲバ‐ぼう【ゲバ棒】
《「ゲバ」は「ゲバルト」の略》学生運動で、デモや闘争の際に武器として使用される角材。昭和42年(1967)ごろから用いられた語。
ゲバルト【(ドイツ)Gewalt】
《力・暴力の意》主に学生運動で、暴力的手段をもってする闘争。ゲバ。
ゲバントハウス【Gewandhaus】
《織物会館の意》ドイツ中東部、ザクセン州の都市ライプチヒにあるコンサートホール。名称は、18世紀末に織物の取引所や倉庫として使われていた建物を使用したことにちなむ。のち改築・移転。現在のホールは...
げ‐ひん【下品】
[名・形動] 1 品格・品性が劣ること。卑しいこと。また、そのさま。「—な人」「—な言葉遣い」⇔上品。 2 品質の劣った物。⇔上品。 [派生]げひんさ[名]
げ‐び【下卑】
《動詞「げびる」の連用形から。「卑」は当て字》下品で卑しいこと。意地汚いこと。「吉原客は深川は—なりと笑ふ」〈洒・辰巳之園〉
げび‐すけ【下卑助】
意地汚い下品な者をあざけっていう語。下卑蔵(げびぞう)。「さっても下卑たる—かな」〈浄・虎が磨〉
げ・びる【下卑る】
[動バ上一]《「下(げ)」に接尾語「びる」の付いたもの。「卑」は当て字》言動が下品になる。下劣に見える。「—・びた話」