しゅん‐もく【瞬目】
1 まばたき。 2 「しゅんぼく(瞬目)」に同じ。〈日葡〉
しゅん‐や【春夜】
春の夜。春宵。《季 春》「—の街見んと玻璃(はり)拭く蝶の形に/白虹」
しゅん‐ゆう【春遊】
野外に出かけて春を楽しむこと。《季 春》
しゅん‐よう【春容】
春の景色。春景。《季 春》
しゅん‐よう【春陽】
春の陽光。春の日ざし。また、春の時節。《季 春》
しゅんよう‐かい【春陽会】
美術団体。大正11年(1922)旧日本美術院洋画部会員の小杉放庵らが梅原竜三郎・岸田劉生(きしだりゅうせい)らを迎えて結成。翌年より毎年春に公募展を開く。
しゅん‐らい【春雷】
春に鳴る雷。多くの場合、寒冷前線の通過に伴う。《季 春》「—の鳴り過ぐるなり湾の上/虚子」
しゅん‐らん【春蘭】
ラン科の多年草。山野に自生し、高さ約20センチ。暗緑色の細長い葉が束生する。早春、淡黄緑色で紅紫色の斑点のある花を1個開く。観賞用に栽培。花を塩漬けにして桜湯のように用いる。ほくろ。《季 春》「...
春蘭(しゅんらん)秋菊(しゅうきく)倶(とも)に廃(はい)すべからず
《「旧唐書」裴子余伝から。春蘭も秋菊もともに趣があって美しく見捨てがたいの意》どちらもすぐれていて甲乙がつけにくいことのたとえ。
しゅん‐りん【春霖】
春、3月から4月にかけて降る長雨。なたねづゆ。《季 春》