しょう‐のう【笑納】
[名](スル)人に贈り物をするとき、つまらない物ですが笑ってお納めくださいという気持ちを込めて用いる語。「別便にてお送りしました品、ご—ください」
しょう‐のう【樟脳】
特異な芳香のある無色透明の板状結晶。昇華しやすい。水に溶けず、アルコールなどの有機溶媒に溶ける。クスノキの木片を水蒸気蒸留して製する。セルロイドや無煙火薬の製造原料、香料・防虫剤・医薬品などに用...
しょうのう‐うちゅうぶ【小脳虫部】
小脳の中心部にある、左右の小脳半球にはさまれた部分。体幹の平衡感覚を司る。損傷を受けると、体がふらつき、座ることも困難になる。→小脳半球
しょうのう‐がま【小脳鎌】
大脳鎌の後端に連なる脳硬膜の組織。左右の小脳半球を仕切るが、大脳鎌に比べて小さい。
しょうのう‐しっちょう【小脳失調】
⇒小脳性運動失調
しょうのう‐せい【樟脳精】
カンフルチンキ。
しょうのうせい‐うんどうしっちょう【小脳性運動失調】
小脳の障害に伴って起こる運動失調。四肢運動障害、起立・歩行障害、構音障害、眼球運動障害などがある。小脳失調。
しょうのう‐だま【樟脳玉】
樟脳を玉状にしたもの。水に浮かべて点火しても消えたり熱くなったりしないので、明治頃まで子供の玩具にされた。
しょうのう‐テント【小脳テント】
頭蓋骨の内側に密着した脳硬膜において、左右の後側頭から内側に張り出し、大脳と小脳を上下に隔てる組織。脳を左右に隔てる大脳鎌・小脳鎌と後頭部で直交する。
しょうのう‐なんこう【樟脳軟膏】
樟脳をゴマ油・牛脂などで練った白色の軟膏。打撲傷などに用いる。カンフル軟膏。