ミューオンスピン‐かいてん【ミューオンスピン回転】
ミューオン(ミュー粒子)の高い透過性を利用し、物質内部の磁場などを詳細に調べる手法。スピン偏極したミュー粒子を物質内部に注入し、自然崩壊して放出される陽電子を検出することで、磁場の分布や時間変化...
ミューオンスピン‐かいてんかんわきょうめい【ミューオンスピン回転緩和共鳴】
⇒ミューオンスピン回転
ミュー‐りゅうし【μ粒子/ミュー粒子】
素粒子の一。質量は電子の約207倍で、電荷は正・負の2種、スピン半整数。崩壊して電子とニュートリノになる。記号μ ミューオン。
よう‐でんし【陽電子】
電子と質量・スピンは同じで、正の電荷をもつ素粒子。電子の反粒子。物質中に入ると電子と対になり消滅する。1932年にC=D=アンダーソンが宇宙線中に発見。ポジトロン。⇔陰電子。
ラップ‐しあげ【ラップ仕上げ】
ラップ3と工作物との間に、炭化珪素などの粉末かスピンドル油などの液体を入れ、滑り合わせて工作面を精密に磨いて仕上げること。ラップ磨き。
ラムダ‐りゅうし【Λ粒子/ラムダ粒子】
素粒子の一。質量は陽子の約1.2倍、電荷は中性、スピン半整数。崩壊して陽子・中性子・π(パイ)中間子になる。記号ʌ
リオアビセオ‐こくりつこうえん【リオアビセオ国立公園】
《Parque Nacional del Río Abiseo》ペルー北部、サンマルティン県にある国立公園。アンデス山脈東麓、アマゾン川の支流であるマラニョン川とワリャガ川の間に位置する。標高2...
りょうし‐すう【量子数】
量子力学におけるある系の状態が何組もあるとき、これらの状態を区別するための数の組。ふつう、整数または半整数を用いて表す。これにより、素粒子の電荷・エネルギー・角運動量やスピンなどの状態が特徴づけ...
レプトン【lepton】
スピンが半整数(1/2)の素粒子。強い相互作用の影響を受けず、単独で存在できる。電荷をもつ電子・μ(ミュー)粒子・τ(タウ)粒子と、それらに対応する電荷をもたない3種のニュートリノ(電子ニュート...
ロー‐ちゅうかんし【ρ中間子/ロー中間子】
中間子の一。質量は電子の約1520倍で、電荷は正・負・中性の3種あり、スピンは1。共鳴状態とよばれる一時的にゆるく結合した不安定粒子として観測され、崩壊して2個のπ中間子になる。