れん‐ない【簾内】
すだれのうち。みすの中。簾中。
ろうどうかち‐せつ【労働価値説】
商品の価値は、その商品を生産するための社会的必要労働時間によって決定されるとする価値理論。英国のペティに始まり、スミス・リカードを経て、マルクスによって完成された。
ろう‐おく【陋屋】
狭くてみすぼらしい家。また、自分の家をへりくだっていう語。陋居(ろうきょ)。
らいほうしゃ【来訪者】
阿刀田高の短編ミステリー小説。昭和53年(1978)、「別冊小説新潮」秋季号に発表。昭和54年(1979)年刊の短編集「ナポレオン狂」に収録。第32回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。
よるのせみ【夜の蝉】
北村薫の連作短編集。平成2年(1990)刊行のミステリー。「円紫さんと私」シリーズの第2作。平成3年(1991)、第44回日本推理作家協会賞受賞。
も‐こう【帽額】
1 御簾(みす)や御帳(みちょう)の懸けぎわを飾るために、上長押(うわなげし)に沿って横に引き回す布帛(ふはく)。水引幕の類。額隠(ひたいかく)し。 2 《1の文様として使用されたところから》窠...
やせ‐おとこ【痩せ男】
1 やせた男。また、みすぼらしい男。 2 能面の一。執念と怨恨(えんこん)とにやつれ果てた男の亡霊を表す。「阿漕(あこぎ)」「善知鳥(うとう)」「藤戸(ふじと)」の後ジテなどに用いる。
やそ‐くま【八十隈】
多くの曲がり角。「この道の—ごとに万度(よろづたび)かへりみすれど」〈万・一三八〉
やせ‐ろうにん【痩せ浪人】
貧しくてみすぼらしい浪人。浪人をあざけっていう語。
やつ・す【俏す/窶す】
[動サ五(四)] 1 目立たないように姿を変える。また、みすぼらしい姿にする。「身を—・す」 2 やせるほど思い込む。顔形が変わるほど、一つのことに夢中になる。「恋に身を—・す」 3 出家する。...