み‐な‐もと【源】
《「な」は「の」の意の格助詞。「水(み)の元(もと)」の意》 1 川の水などの流れ出るもと。水源。「この川は—を北アルプスに発する」 2 物事の起こりはじめるもと。起源。根源。「諸悪の—」
みなもと【源】
姓氏の一。皇族賜姓の一つで、弘仁5年(814)嵯峨天皇が諸皇子に源姓を賜って以来、清和源氏・村上源氏・宇多源氏をはじめ十余流の諸源氏が出た。そのうち、清和天皇の子貞純親王の流れである清和源氏が最...
みなもとのいえながにっき【源家長日記】
源家長による日記。新古今和歌集選定作業の様子や当時の歌人たちの動静が仮名文で記されている。家長日記。
みなもとのしたごうしゅう【源順集】
源順の家集。三十六人集の一つ。成立年は不詳だが、平安時代中期か後期と見られる。順集。
み‐ならい【見習い】
1 見習うこと。「家事—」 2 本務につくために、また、その資格を得るために、業務などを実地に見て習うこと。また、その人。「大工の—となる」「—期間」
みならい‐しかん【見習い士官】
旧日本陸軍で、少尉に任官する前の一定期間、曹長の階級で、将校の勤務を見習う間の職名。
み‐なら・う【見習う/見倣う】
[動ワ五(ハ四)]人のすることを見て覚える。見て学ぶ。また、見てまねをする。「先輩を—・う」「よいところだけ—・いなさい」
み‐なら・う【見慣らふ/見馴らふ】
[動ハ四]繰り返し見て、目になじんでいる。「—・ひ給はぬ幼き心地には、いとうれしくて」〈宇津保・楼上上〉
み‐なら・す【見慣らす/見馴らす】
[動サ四]常に見させて目になれさせる。見なれるようにする。「さやうにても—・し奉らむと」〈源・常夏〉
み‐なり【身形】
1 衣服をつけた姿。また、その服装。「きちんとした—」「—を構わない」 2 からだのかっこう。からだつき。「—はだつきの細やかに美しげなるに」〈源・胡蝶〉