らい‐こう【雷公】
かみなりの俗称。《季 夏》
らい‐こう【雷光】
いなびかり。いなずま。
らい‐こう【雷汞】
水銀を濃硝酸に溶かし、アルコールで処理して得られる白色の針状結晶。加熱・衝撃・摩擦などで爆発しやすく、起爆薬として雷管に用いる。化学式Hg(ONC)2 雷酸水銀。
らい‐ごう【来迎】
《近世中ごろまで「らいこう」とも》 1 浄土教で、念仏行者の死に臨んで、極楽浄土へ導くため阿弥陀仏や諸菩薩(ぼさつ)が紫雲に乗って迎えに来ること。迎接(ごうしょう)。 2 ⇒御来迎(ごらいごう)
らい‐ごう【来降】
[名](スル)《「らいこう」とも》神仏が地上に降りて来ること。降臨。「耶蘇が天堂から—なし」〈逍遥・当世書生気質〉
ライゴ【LIGO】
《Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory》米国に建設された重力波望遠鏡。約3000キロメートル離れたルイジアナ州リビングストンとワ...
らいごう‐いん【来迎院】
京都市左京区にある天台宗の寺。山号は、魚山。仁寿年間(851〜854)円仁の創建と伝える。のち、良忍が大原声明(しょうみょう)(大原魚山流)の根拠地とした。所蔵の日本霊異記は国宝。
らいごう‐いんじょう【来迎引接】
阿弥陀仏が菩薩(ぼさつ)を従えて現れ、臨終の念仏行者を浄土に迎えとること。引接。
らいごう‐じ【来迎寺】
⇒聖衆来迎寺(しょうじゅらいごうじ)
らいごう‐ず【来迎図】
平安中期以降、浄土信仰に基づいて盛んになった仏画。主に、阿弥陀仏が諸菩薩(ぼさつ)を従えて、衆生(しゅじょう)を極楽浄土に迎えるために人間世界に下降するようすを描いたもの。