しゃ‐りん【車輪】
1 車の輪。また、車。 2 俳優が舞台を一生懸命に務めること。転じて、休むことなく一生懸命に物事をすること。大車輪。「—になって、万事万端の世話を焼いた」〈芥川・枯野抄〉 3 器械体操の鉄棒や平...
しょ‐どう【諸道】
1 いろいろな学芸・芸道。諸芸。「—に通じた人」 2 いろいろのこと。万事。
しん‐ちょう【慎重】
[名・形動]注意深くて、軽々しく行動しないこと。また、そのさま。「—を期する」「万事に—な人」「—に検討を重ねる」⇔軽率。 [派生]しんちょうさ[名]
死(し)んで花実(はなみ)が咲(さ)くものか
生きていてこそいい時もあるので、死んでしまえば、万事おしまいである。死んで花実が生(な)るものか。
じっぽう‐ぐれ【十方暮れ】
1 暦注の一。甲申(きのえさる)から癸巳(みずのとみ)までの10日間の称。この間は十方の気がふさがり、万事に凶とされる。 2 空がどんよりと曇っていて暗いこと。途方に暮れることの形容にも用いる。...
順風(じゅんぷう)に帆(ほ)を上(あ)げる
追い風のときに帆をあげて出帆する。万事好都合にいくことをいう。
すい‐にち【衰日】
陰陽道(おんようどう)で、生年月の干支(えと)や年齢により、万事に忌み慎むべき日とする凶日。「衰」の字を避けて徳日(とくにち)ともいう。すいじつ。
すん‐ぽう【寸法】
1 基準となる長さ。また、物の長さ。「—をはかる」「—を取る」 2 判断などの基準となるもの。尺度。「(嫁ニ)可(ゆこう)か否(ゆくまい)かは風邪気の時に浴(ゆ)の分別をするとは大きに—が違えば...
世間(せけん)が詰(つ)ま・る
世の中が不景気になる。「万事の商ひなうて、—・ったといふは毎年の事なり」〈浮・胸算用・五〉
せん‐しょう【先勝】
[名](スル) 1 何回も行う試合で、まず最初に勝つこと。「日本シリーズに—する」 2 暦注の六曜の一。万事急ぐをよしとし、午前を吉、午後を凶とする日。先勝日。せんかち。