ばん‐き【万機】
政治上の多くの重要な事柄。また特に、帝王の政務。「天皇自ら—を聞かせ給わで、大臣之に当り」〈田口・日本開化小史〉
万機(ばんき)公論(こうろん)に決(けっ)すべし
「五箇条の御誓文」第一条にある言葉。天下の政治は世論に従って決定すべきである。
ばん‐かく【万客】
⇒ばんきゃく(万客)
ばん‐きゃく【万客】
多くの客。千客。ばんかく。
ばん‐きん【万鈞】
きわめて重いこと。非常に重みのあること。「—の重み」
ばん‐く【万苦】
多くの苦しみ。さまざまの労苦。「千辛(せんしん)—」
ばんぐ‐せつ【万愚節】
《April fool》「エープリルフール」に同じ。《季 春》
ばん‐けい【万頃】
《「頃」は中国の地積の単位で、100畝》地面または水面が広々としていること。ばんきょう。「—の水を貯えて」〈竜渓・経国美談〉
ばん‐こ【万古】
1 遠い昔。また、遠い昔から現在まで。永遠。永久。千古。「星空の—の輝き」 2 「万古焼」の略。
ばん‐こ【万戸】
1 多くの家。「千家—の安楽は」〈中村訳・西国立志編〉 2 1万戸の領地。広大な領地。また、その領主。「禄—に過ぎたり」〈太平記・二六〉