さん‐じ【三時】
1 零時から3時間たった時刻。→時(じ) 2 午後3時ごろに出す間食。おやつ。おさんじ。 3 農業に大切な三つの季節。耕作の春、草取りの夏、収穫の秋のこと。 4 インドで、熱時・雨時・寒時の3季...
さんじ‐きょう【三時教】
釈迦1代に説かれた教説を三時期に分類したもの。法相宗では、初時教を有教(うきょう)(阿含(あごん)経など)、第二時教を空教(般若(はんにゃ)経など)、第三時教を中道教(華厳経など)という。
さんじ‐ごう【三時業】
仏語。善悪の業を、その結果を受ける遅速により3種に分けたもの。生きているうちに果を受ける順現業、次に生まれ変わって受ける順次業、次の次以後の生に果を受ける順後業。
さんじ‐ざぜん【三時座禅】
早晨(そうしん)(早朝)・晡時(ほじ)(日中)・黄昏(こうこん)(夕方)の座禅。
さんじ‐でん【三時殿】
三時4に適応するように釈迦のためにつくった3種の宮殿。