さん‐たい【三台】
1 「三台星」の略。 2 《1になぞらえて》太政大臣・左大臣・右大臣の称。三公。「仏神三宝をも敬はず、—五門の所領をも渡さず」〈太平記・二三〉
さん‐たい【三態】
純粋な物質のとる三つの状態。温度と圧力により、一般に固体・液体・気体のいずれかの状態をとる。条件によっては、過冷却による準安定状態や臨界状態もとりうる。三相。物質の三態。
さんたいし【三体詩】
⇒三体唐詩(さんたいとうし)
さん‐たいしゅ【三太守】
上総(かずさ)・常陸(ひたち)・上野(こうずけ)の国守(くにのかみ)の称。この3国は特に親王が国守に任じられ、これを太守といった。→三介(さんすけ)
さんたい‐せい【三台星】
古代中国で、紫微星(しびせい)を囲んで守る上台・中台・下台の三つの星。三台。
さんたいとうし【三体唐詩】
唐の詩人167人の作を、七言絶句・七言律詩・五言律詩の三体に分けて編んだ書。南宋の周弼(しゅうひつ)編。1250年に成立。唐賢三体詩法。三体詩。
さんたい‐もんだい【三体問題】
物理学で、相互作用する3個の質点からなる系の運動を規定する問題。特別に制限された仮定の下でのみ、解析的な解が得られる。より一般的な運動の場合は、適切な近似法を用いる必要がある。→二体問題 →多体問題
さん‐たいよう【三大洋】
太平洋・大西洋・インド洋の称。
さん‐たく【三択】
選択肢が三つあること。また、その三つのうち、どれか一つを選ぶこと。「—問題」
さん‐たっそん【三達尊】
《「孟子」公孫丑下から》天下で尊ばれる三つのもの。朝廷では爵位、郷里では年齢、民を治める者では徳。