い‐しん【移審】
上訴により、事件の係属関係が上級の裁判所へ移ること。
おっ‐そ【越訴】
1 江戸時代、管轄の役所・役人を越えて上級の官司に提訴したこと。直訴(じきそ)・駆け込み訴えはこの類。 2 中世、敗訴人が裁判に誤りがあるとの理由で、上訴・再審請求をしたこと。
かくてい‐さいばん【確定裁判】
上訴提起期間の経過などによって不服申し立てができなくなり、その判決の確定した裁判。
かりしっこう‐の‐せんげん【仮執行の宣言】
敗訴者の上訴提起によって勝訴者のこうむる不利益を避けるため、判決の確定前に執行力を付与する裁判。
きょか‐こうこく【許可抗告】
最高裁判所への上訴手続きの一。高等裁判所の決定に最高裁判例に反する判断や法令解釈上の重要な問題があるとして当事者が申し立て、高等裁判所が認めた場合に抗告が認められる制度。
こう‐こく【抗告】
[名](スル)上訴の一。下級裁判所の決定または命令に対して、上級裁判所に不服を申し立てること。
こう‐そ【控訴】
[名](スル)上訴の一。第一審判決に不服のある場合に上級裁判所に再審査を求めること。
じょう‐こく【上告】
[名](スル)訴訟法上、控訴審の判決に対し、憲法解釈の誤りなどを理由に、その変更を求めるための上訴。例外的には、控訴審の省略される跳躍上告があり、また高等裁判所が第一審裁判所の場合にも上告するこ...
じょうそ‐けん【上訴権】
訴訟当事者が上訴できる訴訟法上の権利。
そ【訴】
[常用漢字] [音]ソ(漢) [訓]うったえる 1 裁きを求めるため上に申し出る。「訴訟・訴状・訴追・訴人/起訴・強訴(ごうそ)・告訴・讒訴(ざんそ)・直訴(じきそ)・勝訴・上訴・提訴・免訴」 ...