上(かみ)漏(も)り下(しも)潤(うるお)う
上に立つ為政者が恩恵を施せば、人民の生活が潤い豊かになる。
かみ‐やしき【上屋敷】
江戸時代、上級武士、特に諸国の大名が江戸市中に設けて平常の住まいとした屋敷。→中屋敷 →下(しも)屋敷
かみやまだ‐おんせん【上山田温泉】
長野県千曲(ちくま)市南部の温泉。戸倉(とぐら)温泉に隣接し、あわせて戸倉上山田温泉とよばれる。泉質は単純温泉・硫黄泉。
かみ‐りゅう【上流】
茶道の流派で、京都の上京(かみぎょう)に住した千家流のこと。→下流(しもりゅう)
上(かみ)を学(まな)ぶ下(しも)
《「礼記」緇衣から》下の者はとかく上に立つ人のまねをするということ。
かり【甲/上】
《動詞「か(上)る」の連用形から》邦楽で、音の高さを上げること。特に、尺八でいう。かん。⇔乙(めり)。
かる‐める【上下/甲乙】
邦楽で、高い調子の「かる」と低い調子の「める」。かりめり。めりかり。
かん【上】
《「かみ」の音変化。「かむ」とも表記する》「かみ(上)」に同じ。「—つ宮」〈用明紀〉
かんだち‐べ【上達部】
「かんだちめ」に同じ。「大臣—を召して」〈竹取〉
かんだち‐め【上達部】
摂政・関白・太政大臣・左大臣・右大臣・大納言・中納言・参議、および三位以上の人の総称。参議は四位であるがこれに準ぜられた。公卿(くぎょう)。かんだちべ。