おりべ‐まど【織部窓】
茶室の床の間の脇壁にあける下地窓。古田織部の考案という。花明かり窓。
かけ‐しょうじ【掛(け)障子】
和室の小窓や下地窓の内側に、壁に折れ釘を打って掛ける障子。
かずら‐した【鬘下】
⇒鬘下地(かずらしたじ)
かた‐じ【堅地】
1 漆塗りなどの下地を、堅くしっかり塗り上げること。また、そのもの。 2 織物の布目が堅く締まっているもの。 3 きまじめなこと。物堅い気質。「—の父の親の手を」〈浄・卯月の紅葉〉
かのこ‐ずり【鹿の子摺り】
壁の下地を平らにするため、くぼんだ所を漆喰(しっくい)で塗り埋めること。その塗ったあとが鹿の子模様になるところからいう。
かべ‐しろ【壁代】
1 宮殿などで、母屋(もや)と庇(ひさし)との間を隔てるため、壁の代わりに長押(なげし)から御簾(みす)の内側に垂らす絹・綾などのとばり。 2 ⇒壁下地(かべしたじ)
き‐ずり【木摺り】
塗り壁の下地用に、幅3センチ程度の板を少しずつ間隔をあけて取り付けたもの。
きよ‐ばり【清張り/清貼り】
ふすまを張るときに、下地の袋張りの上に、紙や布で上張りをすること。また、その紙や布。
ゲーム‐ブック
《(和)game+book》筋書きが幾通りかあり、話の途中に選択肢が設けられていて、読者の選び方しだいで異なる展開・結末になる本。ロールプレーイングゲームやアドベンチャーゲームを下地にしたものが多い。
こ‐まい【木舞/小舞】
1 壁の下地として、縦横に組んだ竹や細木。 2 垂木(たるき)の上に横に渡し、屋根裏板・杮板(こけらいた)などを受ける細長い材。