つつ‐どり【筒鳥】
カッコウ科の鳥。全長33センチくらいで、カッコウに似るがやや小形。鳴き声が筒を打つようにポンポンと聞こえる。日本には4月下旬ごろ山地に渡来し、ムシクイなどの小鳥に托卵(たくらん)する。ぽんぽんど...
つゆ‐いり【梅雨入り/入梅】
[名](スル)梅雨に入ること。また、その日。気象学的には5月下旬から6月上旬ころ、陰暦では芒種(ほうしゅ)のあとの壬(みずのえ)の日とされる。梅雨の入り。ついり。にゅうばい。⇔梅雨明け。
つる‐ざ【鶴座】
南天の小星座。10月下旬の午後8時ごろ、南の地平線近くに、2個の二等星が並んで見える。学名 (ラテン)Grus
とういつ‐ちほうせんきょ【統一地方選挙】
地方公共団体の議会議員および首長の任期満了による選挙について、全国的に期日を統一して行うもの。4年に一度、都道府県および指定都市では4月上旬、指定都市以外の市町村では4月下旬に実施される。
とかげ‐ざ【蜥蜴座】
北天の小星座。10月下旬の午後8時ころ南中し、天頂近くに見える。白鳥座とアンドロメダ座の間にあるが、目立つ星はない。学名(ラテン)Lacerta
ときわ‐がき【常磐柿】
カキノキ科の常緑高木。幹は黒く、雌雄異株。7月上旬に花が咲き、11月下旬に直径1.5センチほどの実が黄色く熟する。
とよ‐の‐みそぎ【豊の御禊】
陰暦10月下旬、大嘗祭(だいじょうさい)の前に、賀茂川の河原で行われたみそぎの儀式。御禊(ごけい)。かわらのみそぎ。
なごり‐の‐ちゃ【名残の茶】
茶の湯で、残り少なくなった前年の古茶の名残を惜しんで、陰暦8月末日から9月にかけて催す茶会。今は、風炉から炉に移る10月中旬より下旬にかけて催す。名残の茶事。
なたね‐づゆ【菜種梅雨】
菜の花の咲く3月下旬から4月にかけて、連日降りつづく寒々とした小雨。《季 春》「—念仏の膝(ひざ)つめあはせ/信子」
なら‐の‐やえざくら【奈良の八重桜】
桜の一品種。カスミザクラの改良種とされる。4月下旬から5月にかけて、淡紅色で八重咲きの花を開く。東大寺知足院のものは天然記念物。ならやえざくら。