せ‐じ【世辞】
他人に対する愛想のよい言葉。人に気に入られるような上手な口ぶり。おせじ。「—がうまい」
せじけんぶんろく【世事見聞録】
江戸後期の随筆。7巻。作者未詳。文化13年(1816)成立。武士・百姓など諸階層の風俗について批判的に述べる。
世辞(せじ)で丸(まる)めて浮気(うわき)で捏(こ)ねる
口先だけの世辞と色気とで巧みに人を操る。
世事(せじ)に賢(かしこ)・し
世渡りがうまい。世辞がじょうずである。「—・く粋(いき)をもっぱらとして」〈黄・御存商売物〉
せじ‐もの【世事者】
世辞の巧みな人。追従(ついしょう)の巧みな人。「ほんにおめえのかかさんは—だのう」〈滑・浮世風呂・二〉
せ‐じょう【世上】
1 世の中。世間。「—のうわさ」 2 あたり一面。四方。「—も静まりて門に立ちよれば」〈浮・一代男・二〉
せい‐じょう【世情】
⇒せじょう(世情)
せ‐じょう【世情】
1 世の中のありさま。せいじょう。「—に明るい」 2 世間の人情。俗人の心。せいじょう。「—に通じている」
セジョン【世宗】
[1397〜1450]李氏朝鮮の第4代国王。在位1418〜1450。姓は李(イ)、名は裪(ド)。漢字の発音を表記するためハングルを制定。また、儒教を篤く保護した。 大韓民国中部に位置する都市...
せ‐じん【世人】
世の中の人。世間の人。「—の注目を一身に集める」