ひき‐がえる【蟇蛙/蟾蜍】
無尾目ヒキガエル科の両生類。体長10〜15センチ。ずんぐりし、四肢が比較的短いため跳ねない。背面は暗褐色または黄褐色で大小のいぼがあり、耳腺(じせん)は大きく、敵にあうと白い毒液を出す。動作は緩...
ひき‐まわし【引(き)回し/引き廻し】
1 引き回すこと。 2 あれこれ世話をやいたり指導したりして、面倒をみること。「お—を願う」 3 江戸時代、見せしめのために斬罪(ざんざい)以上の重刑に付加した刑。処刑前に、罪人を縛って馬に乗せ...
ひき‐もの【挽き物】
轆轤(ろくろ)や旋盤を用いて作った丸い器具・細工物。
ひげきり【髭切】
源氏重代の宝刀。罪人の首をはねたところ、髭もろともに切ったことから名づけられたという。→膝丸(ひざまる)
ひざまる【膝丸】
源氏累代の鎧(よろい)の一。千頭の牛の膝の皮で威(おど)してあったという。平治の乱で紛失。 源氏累代の宝刀。源満仲が罪人の首とともに膝をも斬ったところからの名という。→蜘蛛切丸(くもきりまる)
ひじり‐うし【聖牛】
河川に設置される水制用具の一。多くの丸太で三角錐(すい)を横に倒したような構造物をつくり、いくつかの蛇籠(じゃかご)をのせたもの。
ひでり‐こ【日照子】
カヤツリグサ科の一年草。田の畦など日当たりのよい湿地に生え、高さ25〜40センチ。葉は線形で2列に並ぶ。夏から秋、褐色の小さく丸い穂を多数つける。
ひと‐つかみ【一掴み】
1 片手でつかむこと。また、その程度の分量。わずかな量。「—の米しかない」 2 簡単に取り押さえること。「よしよし今に—、目に物見せてくれんず程に」〈小波・こがね丸〉
ひとつ‐ばし【一つ橋】
1本の木だけをかけ渡した橋。一本橋。丸木橋。「—危うがりて」〈源・手習〉
ひとつばし【一ツ橋】
東京都千代田区中北部の地名。ビジネス街。徳川家康入府のころ、外堀(日本橋川)に1本の丸木橋が架けられたところからの名。徳川三卿の一、一橋家の邸があった。