はがれ‐びょう【葉枯れ病】
葉に多数の斑点が生じて広がり、枯れる病害。主に菌類の寄生により、エンバク・コムギ・セロリなど多くの植物で生じる。
はく‐しつ【白質】
脳・脊髄の、神経線維の集合からなる白色部分。主に有髄神経線維からなる。脳では灰白質(かいはくしつ)の内側に、脊髄ではその外側に位置する。
はくめい‐はくぼせい【薄明薄暮性】
動物で、採食・生殖などの活動を主に明け方と夕方(薄暮時)に行う性質。昼行性、夜行性に対していう。ネコ・イヌ・ネズミ・ウサギなどでみられる。
はくもうじょ【白毛女】
中国の現代歌劇。延安の魯迅(ろじん)芸術学院の集団創作。1945年初演。地主に迫害された貧農の娘が、山奥の洞穴に隠れ住む間に白髪となったが、解放軍に救い出される。
はくりん‐だん【白燐弾】
白燐を詰めた砲弾・手榴弾。主に煙や光を発生させる目的で、発煙弾・照明弾・信号弾・曳光弾などとして用いられる。 [補説]2004年に米国がイラク戦争で、2009年にイスラエルがガザ攻撃の際に、それ...
ハスカップ
《アイヌ語》主に北海道からシベリア東部にかけて分布する、スイカズラ科の落葉低木。和名はクロミノウグイスカグラ。果実は6月から7月に熟し、ブルーベリーに似た青紫色で甘味があり、ジャムなどにする。ビ...
はたけ【疥/乾瘡】
主に小児の顔に、硬貨大の円形の白い粉をふいたような発疹(ほっしん)ができる皮膚病。数個以上できることが多い。顔面単純性粃糠疹(ひこうしん)。
はたの‐りゅう【波多野流】
平曲の流派の一。寛永(1624〜1644)のころ、波多野検校(けんぎょう)が創始。江戸の前田流に対して、主に京都で行われたが、現在は廃滅。
はたらき‐あり【働き蟻】
社会性昆虫のアリ・シロアリ類で、主に営巣・育児・食物採集などをするアリ。アリではふつう小形で翅(はね)をもたず、産卵能力のない雌。シロアリでは雌雄ある。職蟻(しょくぎ)。
はだか‐むぎ【裸麦】
オオムギの変種。実と籾(もみ)が離れやすい。実は食用、馬の飼料となる。主に関西地方から西で栽培。ぼうずむぎ。