ざん‐ぜつ【嶄絶/巉絶】
[名・形動]ひときわ高くそびえること。ずば抜けてすぐれていること。また、そのさま。「その—なる個性とその一種奇矯なる主義とは」〈蘆花・思出の記〉
ざん‐にゅう【竄入/攙入】
[名](スル) 1 逃げ込むこと。 2 誤って紛れ込むこと。「我々の間に—している哲学的虚無主義」〈啄木・時代閉塞の現状〉 3 本文中に不要な字句などが紛れ込むこと。
シェイフアッタール‐びょう【シェイフアッタール廟】
《Ārāmgāh-e Sheykh Attār》イラン北東部の古都ネイシャーブール近郊にある霊廟。「鳥の言葉」「神秘の書」などの神秘主義叙事詩で知られる中世ペルシアの詩人シェイフ=アッタールを祭る。
シェイフサフィーオッディーン‐びょう【シェイフサフィーオッディーン廟】
《Bogh'e-ye Sheykh Safī-od-dīn》イラン北西部の都市アルダビールの市街中心部にある霊廟(れいびょう)。サファビー朝の起源となるイスラム神秘主義のサファビー教団の祖シェイ...
シエンフエゴス【Cienfuegos】
キューバ中部南岸、シエンフエゴス州の都市。同州の州都。首都ハバナの南東約250キロメートルに位置し、シエンフエゴス湾に面する。19世紀前半に建設され、砂糖・タバコ・コーヒーの積出港として発展。フ...
シオニスト【(フランス)sioniste】
ユダヤ民族主義者。19世紀に始まるシオニズムの信奉者。
シオニズム【Zionism】
ユダヤ人の、パレスチナ回復・祖国建設を目ざした運動。19世紀末、迫害の中から具体化し、1917年英国のバルフォア宣言がその主張を認め、1948年のイスラエル建国で一応の目的を達した。シオン主義。...
しがらみそうし【しがらみ草紙】
森鴎外が主宰した月刊の文芸雑誌。明治22年(1889)10月創刊、明治27年(1894)8月、59号で廃刊。幸田露伴・落合直文らが執筆。浪漫主義の拠点となり、文芸評論を文壇に確立した。
シク‐きょう【シク教】
《Sikhism》ヒンズー教から派生した宗教の一。開祖はナーナク(1469〜1539)。ヒンズー教とイスラム神秘主義とを習合、偶像崇拝を禁止、唯一永遠なる神の信仰を説き、階級・人種差別を認めない...
しこく‐どうめい【四国同盟】
1815年、イギリス・オーストリア・プロイセン・ロシアの4か国が結んだ同盟。ナポレオン戦争後のヨーロッパの平和維持の名の下に、ウィーン反動体制の擁護と自由主義・民族主義運動の抑圧を目的とした。1...