ふじゅんぶつ‐さんらん【不純物散乱】
金属や半導体の不純物原子またはイオンによる自由電子の散乱。格子欠陥を生じ、電気抵抗の原因となる。
ふ‐らん【不乱】
乱れないこと。また、乱さないこと。「一心—」
ふ‐らん【腐乱/腐爛】
[名](スル)腐って、形がくずれること。「—した死体」
フロンド‐の‐らん【フロンドの乱】
《Frondeは投石玩具の意》1648年から1653年にかけてのフランスで、宰相マザランの王権強化政策に反発する貴族たちが起こした反乱。内部分裂により鎮圧され、フランス絶対王政が確立された。
ふん‐らん【紛乱】
[名](スル)入りまぎれ乱れること。混乱。「彼は此の情緒の劇(はげし)く—せるに際して」〈紅葉・金色夜叉〉
ぶん‐らん【紊乱】
[名](スル)「びんらん(紊乱)」に同じ。「社会の秩序を—せんとし」〈鉄腸・花間鶯〉
へいじ‐の‐らん【平治の乱】
平治元年(1159)京都に起こった内乱。保元の乱後、藤原通憲と結んで勢力を伸ばした平清盛を打倒しようとして、源義朝が藤原信頼と結んで挙兵したもの。結局、義朝・信頼は殺され、平氏政権が出現した。
へいぜんもん‐の‐らん【平禅門の乱】
鎌倉時代後期の永仁元年(1293)4月、内管領として権勢を振るった平頼綱とその一族が、主君である第9代執権北条貞時に討伐された事件。平頼綱の乱。
ひょう‐らん【兵乱】
⇒へいらん(兵乱)
へい‐らん【兵乱】
戦争で世が乱れること。戦乱。ひょうらん。