ちのみ‐おや【乳飲み親】
「乳親(ちおや)2」に同じ。
ちのみ‐ご【乳呑み児/乳飲み子】
まだ乳を飲んでいる時期の幼児。乳児。
ち‐の‐め【乳の目】
乳頭にある、乳の出る小さい穴。
ち‐ばな・る【乳離る】
[動ラ下二]乳離れをする。離乳する。「まだ—・れぬすて子なり」〈浄・蝉丸〉
ち‐ばなれ【乳離れ】
[名](スル) 1 赤ん坊が成長して母乳を飲まなくなること。また、その時期。離乳。ちちばなれ。「—が遅い」 2 成長して、親などに頼らず自分一人で行動できるようになること。ちちばなれ。「—してい...
ち‐びょう【乳鋲】
門の大扉などに飾りとして打ちつける、半球状に膨らんだ金具。
ち‐ぶくら【乳脹】
1 三味線(しゃみせん)の棹(さお)の上端、糸倉(いとぐら)の下で、左右に丸くふくれた所。ちぶくろ。 2 鼓の両端の、ふくらんだ所。ちぶくろ。
ち‐ぶくろ【乳袋】
1 ⇒ちぶくら 2 乳房。「こなたは—もよいによって」〈浮・胸算用・三〉
ち‐ぶさ【乳房】
哺乳類の胸や腹にある皮膚の隆起した乳腺の開口部。雌では成熟や妊娠につれて発達する。動物の種類によって一ないし数対ある。ち。ちち。にゅうぼう。 [補説]書名別項。→乳房
ちぶさ【乳房】
伊集院静の短編小説。自身の体験をもとに、白血病を患った妻との交流を描く。平成2年(1990)刊行。翌年、第12回吉川英治文学新人賞受賞。平成5年(1993)根岸吉太郎監督により映画化。