ミストラル【(フランス)mistral】
フランスのローヌ川沿いに地中海に向かって吹き下ろす、冷たく乾燥した強い北風。冬から春にかけて生じる。
みつだ‐の‐あぶら【密陀の油】
荏(え)の油に密陀僧を加え、煮沸したもの。乾燥性が高く、油絵などに用いる。密陀僧油(みつだそうゆ)。
ミネリヤ‐こくりつこうえん【ミネリヤ国立公園】
《Minneriya National Park》スリランカ中部にある国立公園。1997年に設置。乾燥した草原地帯が広がり、乾季の水場には数百頭ものゾウが集まることで知られる。また、固有の霊長類...
メセタ【(スペイン)meseta】
《台地の意》スペイン中央部を占める乾燥した広大な台地。大部分は古生層からなり、地表面の風化が激しく植生は貧弱。
メロン【melon】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は広卵形で浅く裂けていて、花は黄色。実は熟すと淡緑色になり、果肉は甘く、芳香がある。乾燥すると果皮に亀裂が生じて白か黄色の網目をつくる。日本には明治後期に導入...
メンマ【麺麻】
《(中国語)》中国産の麻竹(まちく)の竹の子をゆで、発酵させてから乾燥した食品。塩蔵品や調味品もある。支那竹(しなちく)。
めんま‐こん【綿馬根】
オシダの根茎を乾燥したもの。そのエキスを条虫などの駆虫薬に用いた。
メース【mace】
ニクズクの種子を包む網目状の赤い仮種皮を乾燥した香辛料。ケーキや肉料理に用いる。
もくよく‐かいめん【沐浴海綿】
モクヨクカイメン科の海綿動物。体は褐色または黒色の塊状で、海綿質が発達し、骨片はない。地中海・カリブ海・フィリピンなどに分布。乾燥・漂白して事務用品・化粧用スポンジなどに用いる。ゆあみかいめん。
もっ‐こう【木香/唐木香】
キク科の多年草。高さ約2メートルに達し、葉は広楕円形。暗紫色のアザミに似た花をつける。インド北部の原産。根には芳香と苦味があり、乾燥させたものを漢方で健胃・整腸薬に用いる。昔は衣服の防虫剤に用いた。