ごしゅ‐ほうし【五種法師】
「法華経」法師品に説く、修行者の五つのあり方。受持・読経・誦経(ずきょう)・解説(げせつ)・書写。ごしゅほっし。
ご‐しょう【五性/五姓】
仏語。衆生(しゅじょう)が先天的に備える五つの本性。菩薩定性(ぼさつじょうしょう)・独覚定性・声聞(しょうもん)定性・三乗不定性・無性有情の5種。
ご‐しょう【五生】
1 五たび生まれ変わること。 2 仏語。菩薩(ぼさつ)の生まれ方を五つに分けたもの。飢餓や海中の苦を救う息苦生、衆生(しゅじょう)の類に従って生まれて救う随類生、すぐれた容姿や身分などに生まれる...
ご‐しょう【五障】
仏語。 1 女性のもつ5種の障害。女性は修行しても、梵天王(ぼんてんのう)・帝釈天(たいしゃくてん)・魔王・転輪聖王(てんりんじょうおう)・仏にはなれないということ。五礙(ごげ)。五つの障り。 ...
ごしょう‐かいぎ【五相会議】
昭和初期に、内閣総理大臣・外務大臣・大蔵大臣・陸軍大臣・海軍大臣によって行われた会議。昭和8年(1938)初開催。
ごしょう‐かくべつ【五性各別】
法相宗で、人の五性は決定的であって、それを変えることはできないと説くもの。特に、仏になれない者を立てる点で、可能性をもつとする天台宗と対立した。
ごしょう‐さんじゅう【五障三従】
五障1と3種の忍従。ともに女性の身が負うという宿命的なもの。ごしょうさんしょう。→三従(さんじゅう)
ごしょう‐の‐くも【五障の雲】
五障1を月の光を覆う雲にたとえていう語。
ごしょうらく【五常楽/五聖楽】
《「ごじょうらく」とも》雅楽。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の中曲。舞は四人舞。唐の太宗作で、仁・義・礼・智・信の五常を、宮・商・角・徴(ち)・羽の五声に配した曲という。礼義楽。
ごしょがわら【五所川原】
青森県西部、津軽平野にある市。JR五能線と津軽鉄道の分岐点。平成17年(2005)3月に金木(かなぎ)町、市浦村と合併。市浦地区は日本海に面する飛び地となっている。人口5.8万(2010)。