ひとめ‐の‐せき【人目の関】
《関所のように人を容易に通さない意から》人目がはばかられて思うままにできないこと。「—を離れし場所にて誰憚らず嬉しき御情を戴き度」〈魯庵・社会百面相〉
人目(ひとめ)を奪(うば)・う
非常に目立って、人の注意を引きつける。人目を引く。「奇抜な衣装が—・った」
人目(ひとめ)を避(さ)・ける
他人に見られないようにする。「—・けて行動する」
人目(ひとめ)を忍(しの)・ぶ
他人に見られないように心を配る。人に知られないようにする。「—・んで会う」
人目(ひとめ)を盗(ぬす)・む
他人に見られないように、こっそりと行う。「—・んで耳うちする」
人目(ひとめ)を憚(はばか)・る
他人に見られるのを恐れる。世間に知られないように心を配る。「—・らずに泣く」
人目(ひとめ)を引(ひ)・く
外見や態度などがいかにも目立って、他人の目をひきつける。「—・く奇抜な格好」
ひと‐めんえきふぜんウイルス【人免疫不全ウイルス】
⇒エッチ‐アイ‐ブイ(HIV)
人(ひと)もあろうに
《よりによって、わざわざ不適当な人を選んでしまったという意》ほかに適当な人もいるだろうに。
ひと‐もじ【人文字】
多くの人が並んで文字の形や図柄を作ること。また、その文字や図柄。