あきた‐いぬ【秋田犬】
日本犬の一品種。秋田県大館(おおだて)市付近の原産。体高約60センチ、体重約50キロに達する。元来は狩猟犬。天然記念物。あきたけん。
あきづ【秋津】
奈良県吉野郡宮滝付近の古称。奈良時代に吉野離宮のあった所。「吉野の園の花散らふ—の野辺に」〈万・三六〉
あくい‐がわ【鮎喰川】
徳島県中東部を流れる川。吉野川の一支流。剣(つるぎ)山地の川井峠(標高約740メートル)付近に源を発して東北流し、徳島市北部で吉野川に合流する。長さ49キロ。上流は剣山地を蛇行し、中流は渓谷をつ...
アクスム【Aksum】
エチオピア北部、エリトリアとの国境付近にある町。1世紀前後に建国されたアクスム王国の首都。ステッレと呼ばれるオベリスク(石造の記念碑)などの史跡が残る。1980年、世界遺産(文化遺産)に登録された。
あこや【阿古屋】
愛知県半田市付近、知多半島の東海岸の古地名。 山形市郊外の千歳(ちとせ)山の古称。山上の松が有名であった。
あさか‐の‐うら【浅香の浦】
大阪府堺市東部の浅香山町付近の古称。[歌枕]「夕さらば潮満ち来なむ住吉の—に玉藻刈りてな」〈万・一二一〉
あさくさ‐じま【浅草縞】
縦糸にくずの生糸、横糸に木綿糸を用いた紬(つむぎ)織り。武蔵の八王子付近から産した。
あさじ‐が‐はら【浅茅ヶ原】
奈良市奈良公園にある丘。[歌枕]「春日野の—におくれ居て時そとも無しわが恋ふらくは」〈万・三一九六〉 江戸時代、東京都台東区橋場付近にあった野原。
あさづま【朝妻】
滋賀県米原市朝妻筑摩(あさづまちくま)付近の古名。琵琶湖の東岸。
あさま‐ぶどう【浅間葡萄】
クロマメノキや、その果実のこと。浅間山付近でいう。