げんぶがんしつ‐マグマ【玄武岩質マグマ】
玄武岩の組成をもつマグマ。すべての火成岩の本源マグマと考えられ、地下100〜200キロ付近で、岩石の部分溶融によって生じる。
ゲンミ‐とうげ【ゲンミ峠】
《Gemmipass》スイス南西部、ワリスアルプスにある峠。バレー州のロイカーバートとベルン州のカンデルシュテークをつなぐ。最高点の標高2270メートル。南麓のロイカーバートとケーブルカーで結ば...
ゲーラ【Gera】
ドイツ中部、チューリンゲン州の都市。エルベ川の支流エルスター川沿いに位置する。州都エルフルトに次ぐ、同州第二の規模をもつ。10世紀ごろから続く古都で、織物業と鉱業で栄えた。付近でビスマス、ウラン...
コアンダ‐こうか【コアンダ効果】
粘性をもつ流体の噴流が、付近の物体や壁面に沿って流れようとする現象。世界初のジェット機を開発したルーマニアの技師アンリ=コアンダが発見。
こいしかわゆきのあした【礫川雪ノ且】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の文京区小石川付近の料亭から富士山を眺めつつ、雪見酒を楽しむ人々を描く。
こうか‐あぶ【後架虻】
ミズアブ科の昆虫。体が細く黒色で、腹に白紋がある。便所やごみ箱付近に普通に見られ、幼虫は汚物を食する。便所蜂。《季 春》
こうかとう‐じけん【江華島事件】
明治8年(1875)、日本の軍艦雲揚号が江華島付近で挑発行為をし、江華島砲台と交戦した事件。これを機に日本は朝鮮に開国を強要し、翌年日朝修好条規(江華島条約)を結んだ。
こうがん‐りゅう【向岸流】
海岸付近における、沖から岸に向かう海水の流れ。岸に打ち寄せる波浪によって形成される。
こうぎょう‐あんか【工業暗化】
20世紀の初めごろから、工業都市の発展につれて、その付近にすむ蛾に暗色の変異個体が増加する現象。煤煙による生活環境の暗色化に適応して、保護色を選んだと考えられている。
こうけい【鎬京】
中国、西周の首都。現在の陝西(せんせい)省西安の付近にあった。