にんい‐だいり【任意代理】
本人の信任に基づき、本人と代理人との間の授権行為によって成立する代理。その代理人を任意代理人という。民法では、委任による代理(委任代理)とも称する。→法定代理
にんい‐だいりけいやく【任意代理契約】
一人暮らしの高齢者などが、将来、判断能力はあるが加齢や病気などで外出が困難になったときに、家族や信頼できる人など特定の人に、財産管理や療養看護に関する事務について代理権を付与する契約。財産管理等...
にんていしほうしょし‐せいど【認定司法書士制度】
所定の研修を修了し、簡裁訴訟代理能力認定考査に合格して法務大臣の認定を受けた司法書士が、簡易裁判所管轄の民事事件で、弁護士と同様に代理人を務めることができる制度。請求額が140万円までの民事事件...
ネット‐せいほ【ネット生保】
インターネット上で生命保険を販売する会社。営業職員や代理店を持たないため、経費を抑えることができ、保険料は割安になっている。ネット生命保険。
のうぜい‐かんりにん【納税管理人】
個人および法人の納税者が国内に住所や事業所をもたない場合、その代理人として納税に関する事務を処理する者。
のりあい‐だいりてん【乗合代理店】
2社以上の複数の保険会社と代理店契約を結んでいる保険代理店。 →専属代理店
ハウス‐エージェンシー【house agency】
一広告主専属の広告代理業。大企業が広告コスト削減や企業秘密の保持のために設けることが多い。
はち‐しぎょう【八士業】
職務上、住民票や戸籍謄本などを請求することができる八つの職業。弁護士・司法書士・行政書士・弁理士・税理士・社会保険労務士・土地家屋調査士・海事代理士。→士業
はんけん‐こうりゅう【判検交流】
裁判所と法務省・検察庁の間の人事交流。裁判官と検察官が出向しあって互いの職務に就く刑事分野の交流は平成24年(2012)に廃止。裁判官が訟務検事となる交流は残される。 [補説]日弁連などは、刑事...
はんざいにんひきわたし‐じょうやく【犯罪人引(き)渡(し)条約】
国外へ逃亡した犯罪人の引き渡しについて定めた条約。二国間で締結される場合が多い。→代理処罰 [補説]日本は米国および韓国とそれぞれ締結しており、死刑・無期もしくは1年以上の拘禁刑にあたる犯罪につ...