にゅう‐なん【柔軟】
[名・形動ナリ] 1 仏教に従いその心が穏やかなこと。また、そのさま。「既に—の仏子となった以上は」〈露伴・連環記〉 2 「じゅうなん(柔軟)」に同じ。「イカニモ静カニ—ナフリデ」〈天草本伊曽保...
杯杓(はいしゃく)に勝(た)えず
《「史記」項羽本紀から》酒を飲みすぎて、それ以上は飲めないということ。
箸(はし)を持(も)って食(く)うばかり
それ以上はしようがないほど十分に世話をすることのたとえ。
馬革(ばかく)に屍(しかばね)を裹(つつ)む
《「後漢書」馬援伝から》戦死した者を馬の皮に包んで送り返す。転じて、戦場で死ぬこと。また、従軍した以上は生還を期さないという勇士の覚悟をいう。
引(ひ)くに引(ひ)け◦ない
引き下がろうと思っても引き下がれない。「自分から言いだした以上は—◦ない」
ふいく‐しょう【不育症】
妊娠はするが、流産や早産を繰り返し、生児を得られない病態の総称。反復・習慣流産のほか、死産・早期新生児死亡を繰り返す場合なども含まれる。原因として染色体異常・子宮形態異常・内分泌異常・血液凝固異...
べつ‐ばら【別腹】
1 これ以上は食べられない満腹状態でも甘い菓子なら食べられることを、別の腹に入るといった語。「甘いものは—」 2 「べっぷく(別腹)」に同じ。
ほうわ‐じんこう【飽和人口】
ある一定の地域で、これ以上は収容できない限度に達した人口。
ほめ‐ちぎ・る【褒めちぎる】
[動ラ五(四)]これ以上はほめようがないというまでに、ほめる。絶賛する。「口をきわめて—・る」
ポリア‐よそう【ポリア予想】
整数論における予想の一。任意の自然数に対し、それ未満の自然数のうち半分以上は奇数個の素因数をもつというもので、1919年にハンガリーの数学者ジョージ=ポリアが提起。1958年に、10の361乗付...