ナノ‐ざいりょう【ナノ材料】
直径100ナノメートル以下の粒子からなる材料。カーボンナノチューブや酸化チタンなど。機能性が高くさまざまな工業応用が期待されているが、発癌性など生体に対する影響も懸念されている。
ナノリソグラフィー【nanolithography】
フォトリソグラフィーのうち、おおむね100ナノメートル以下の線幅による超微細な回路のパターンを描き込む技術のこと。光ではなく、電子線やイオンビームを用いる方法が広く利用されている。
ナミブ‐さばく【ナミブ砂漠】
《Namib Desert》アフリカ南西部にある砂漠。大西洋岸に沿い、アンゴラ南部からナミビア南端まで南北約2000キロメートルにわたって続く。年間降水量100ミリメートル以下であり、非常に乾燥...
な‐んじ【汝/爾】
[代]《「なむち」の音変化》二人称の人代名詞。多く、対等またはそれ以下の人に用いられる。「—コレヲワキマエタカ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
なん‐すい【軟水】
カルシウムやマグネシウムなどの塩類の含有量が少ない水。ふつう硬度10度以下の水をいい、洗濯・染色などに適する。⇔硬水。
にじょう【二条】
五摂家の一。鎌倉中期、九条道家の子良実が二条京極に住み二条を称したのに始まる。
藤原氏御子左家(みこひだりけ)の子孫の歌道の家系。為家の子為氏を祖とし、その子為世から二条と号した。京極・冷泉...
にとう‐まい【二等米】
米穀検査で判定される米の等級区分の一つ。水稲うるち玄米・水稲もち玄米の場合、整粒が60パーセント以上、被害粒・死米・着色粒・異種穀粒・異物が計20パーセント以下などが条件。
にねんせい‐しょくぶつ【二年生植物】
発芽から開花・結実して枯死するまでの生活環を1年以上2年以下で終える植物。環境条件によって2年を過ぎて開花・結実するものもある。越年生植物(越年草)という場合もある。二年草。
に‐はん【二半/二判】
[名・形動]《二と三との中間の意から》 1 どっちつかずであること。また、そのさま。「見るのもいや、どけてしまってもすまない、—な心持で」〈宮本・伸子〉 2 江戸時代、御目見(おめみえ)以下で譜...
にぶん‐ぎ【二分木】
グラフ理論において、木構造に分類されるデータ構造の一。またそれを図式化したもの。ある要素(親ノード)を起点とし、二つ以下の要素(子ノード)に枝分かれして樹木のように広がっていく構造。二進木。バイ...