はなし‐とぎ【話伽】
話し相手になって人の退屈を慰めること。また、その人。「伊勢参宮の道中、—にと、たって誘はれしを」〈浮・新永代蔵・四〉
びんが【頻伽】
「迦陵頻伽(かりょうびんが)」の略。
まごらか【摩睺羅伽】
《(梵)Mahoragaの音写》人身蛇首の神。仏教では八部衆の一。摩睺羅王(まごらおう)。まごらが。
ものいい‐とぎ【物言ひ伽】
そばにいて話し相手をすること。また、その人。「この六人を請け出して、これにゐらるる人々の—」〈浄・博多小女郎〉
ゆが【瑜伽】
《(梵)yogaの音写。相応と訳す》心の制御・統一をはかる修行法。冥想による寂静の境に入って、絶対者との合一を目的とする。ヨーガ。
よ‐とぎ【夜伽】
1 主君のため、病人のためなどに、夜寝ないで付き添うこと。また、その人。 2 女が男の意に従って夜の共寝をすること。 3 通夜(つや)に死者のかたわらで夜どおし過ごすこと。また、通夜。