ほうかん‐げきたく【抱関撃柝】
門番と夜回り。身分の低い役人のこと。「—辞す可からざる今の場合」〈蘆花・思出の記〉
ほうどう‐せいめい【報道声明】
1 国・機関・個人などが報道向けに出す声明のこと。 2 特に、国連安全保障理事会による問題対応策の一つ。当事国に自制を求めるなど、事態の改善を促す声明を報道向けに発表する。採択には全理事国の合意...
ほうまつ‐こうほ【泡沫候補】
選挙において、当選する可能性が低いと見なされている候補者。
ほっきょく‐しんどう【北極振動】
北極と北半球中緯度地域の気圧が相反する傾向で変動する現象。北極の気圧が平年よりも高く、中緯度地域の気圧が平年より低い場合(負の北極振動)、北極から中緯度地域に強い寒気が南下しやすくなる。一方、北...
ホワイト‐きぎょう【ホワイト企業】
従業員にとって良好な職場環境が確保されている企業。特に、若手社員や女性社員の満足度が高く、離職率が低い会社をいう。ブラック企業に対する語。
ホーミー【(モンゴル)Khöömii】
一人で2種類の声(低い声と高い声)を同時に出す、モンゴル民謡特有の倍音唱法。口琴が併用される例も多い。→喉歌(のどうた)
ぼう‐もり【坊守】
1 寺院の番人。 2 小寺の身分の低い僧。 3 浄土真宗の僧の妻。近年の制度では、女性住職の夫や、配偶者でない親族が務めることもある。
ボラ‐バイト
《「ボランティア」と「アルバイト」を合わせた造語》学生など若者が農家・牧場・旅館などで繁忙期に短期間働くこと。目的は未経験の仕事を体験し、土地の人々と知り合い視野を広げることにあるので、賃金は低...
ぼろ・ける【襤褸ける】
[動カ下一] 1 古くなってぼろぼろになる。「崖の下の、—・けた低い藁家に」〈三重吉・小鳥の巣〉 2 落ちぶれる。また、老いぼれる。〈和英語林集成〉
ぼん‐にん【凡人】
1 普通の人。ぼんじん。 2 身分の低い人。並の家柄の人。「これ皆摂禄(せつろく)の臣の御子息、—にとりてはその例なし」〈平家・一〉