れい‐おん【冷温】
1 冷たいことと温かいこと。冷暖。 2 低い温度。低温。「—貯蔵」
れい‐か【冷夏】
例年に比べて気温の低い夏。《季 夏》
れい‐かく【冷覚】
皮膚感覚の一。体温より低い温度に対して生じる感覚。皮膚に分布する冷点が刺激されたときに起こる。⇔温覚。
れいかん‐しどう【冷間始動】
自動車のエンジンなどを、外気温と同じかそれよりも低温の状態で始動すること。エンジンの温度が低いと、始動しにくかったり、動作が不安定だったりすることがある。
れい‐き【励起】
[名](スル)量子力学で、原子や分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること。
れいき‐じょうたい【励起状態】
量子力学的な系の原子・分子などのとりうる状態のうち、最もエネルギーの低い基底状態よりもエネルギーが高い状態。この状態にある原子や分子は、ふつう光を放出してより低いエネルギー状態へ移行する。
れい‐くん【冷燻】
燻製を作る方法の一。セ氏20〜30度の比較的低い温度で数日ないし数週間燻煙する方法。肉質が締まり、水分が少なくなるので貯蔵性が高い。→温燻 →熱燻
れい‐ぐう【冷遇】
[名](スル)冷淡な待遇をすること。また、不当に低い待遇。「実力はあるのに—されている」⇔厚遇。
れい‐けつ【冷血】
[名・形動] 1 冷たい血。⇔温血。 2 (爬虫類など)体温調節機能がなく外気温の影響で、通常、人間よりも体温が低いこと。「—動物」 3 人間らしい温情に欠けていること。また、そのさま。冷酷。「...
れいすい‐うず【冷水渦】
海洋に生じる、直径数十から数百キロメートル程度の中規模の渦のうち、周囲の海水よりも海水温が低いもの。北半球では反時計回りに回転し、海水面は中央に向かうほど低くなる。冷水塊。⇔暖水渦。