あくまのじてん【悪魔の辞典】
《原題The Devil's Dictionary》米国の作家ビアスの警句集。新聞・雑誌に載せた警句を、1906年「冷笑家用語集」として刊行。1911年、増補改題して現書名となった。辛辣(しんら...
あくまのれいえき【悪魔の霊液】
《原題、(ドイツ)Die Elixiere des Teufels》ホフマンの小説。第1巻は1615年、第2巻は1816年刊。英国の作家ルイスのゴシック小説「マンク」の影響がみられる。悪魔の美酒...
あく‐ゆう【阿久悠】
[1937〜2007]作詞家・小説家。兵庫の生まれ。本名、深田公之(ひろゆき)。広告代理店勤務、放送作家を経て作詞家となる。代表作は「また逢う日まで」「ジョニィへの伝言」「勝手にしやがれ」「津軽...
アシステンスきょうかい‐ぼち【アシステンス教会墓地】
《Assistens Kirkegård》デンマークの首都コペンハーゲンにある墓園。18世紀半ばに建設。哲学者キルケゴール、童話作家アンデルセンの墓がある。
あてなのないてがみ【あて名のない手紙】
児童文学作家、宮川ひろによるエッセー集。平成19年(2007)刊。戦争中の教師生活や自身の子育て、若い読者への想いなどを綴る。
あのひこのひ【あの日この日】
尾崎一雄の私小説。著者が人生の師と仰ぐ志賀直哉や、同世代の作家達との交流を描いた文学回想録。昭和50年(1975)刊。同年、第28回野間文芸賞受賞。
アフター‐トーク
《(和)after+talk》興行の終了後に開かれる小規模の座談会。多く舞台公演で催され、出演者・作家・演出家を交えたりゲストを招いたりするなどして行われる。ポストパフォーマンストーク。ポストトーク。
アブラムツェボ【Abramtsevo/Абрамцево】
ロシア連邦西部、モスクワ州にある芸術村。首都モスクワの北東約60キロメートルに位置する。元は作家セルゲイ=アクサーコフの領地。19世紀末に鉄道王サバ=マーモントフの支援の下でアブラムツェボ派と呼...
アメリカン‐パストラル【American Pastoral】
米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1997年刊。1960年代の米国を舞台に、娘が過激な反戦運動に身を投じたことから崩壊していく、ユダヤ系家庭を描く。1998年、ピュリッツァー賞(フィクション部...
アルチヨーネ【(イタリア)Alcyone】
イタリアの詩人・小説家・劇作家、ダヌンツィオの詩集。1904年刊。