ぞく‐ねん【俗念】
俗事にとらわれる心。名誉や利益などを得たいと思う心。「—を去る」
ぞく‐はい【俗輩】
知識が乏しく教養の低い人たち。
ぞく‐ばなれ【俗離れ】
[名](スル)考えや行動などが世間一般の人々とかけ離れていること。俗事に関心がないこと。世間離れ。「—した学者」
ぞく‐ひじり【俗聖】
剃髪せず俗体のまま、戒を守り仏道を修行する人。有髪の僧。優婆塞(うばそく)。「いまだかたちは変へ給はずや。—とか、この若き人々のつけたなる」〈源・橋姫〉
ぞく‐ひつ【俗筆】
格にはずれた筆跡。俗悪な筆跡。
ぞく‐ひょう【俗評】
世間一般の評価。世評。
ぞく‐ぶつ【俗物】
世間的な名誉や利益などに心を奪われている、つまらない人物。俗人。「—根性」
ぞく‐ぶん【俗文】
1 日常的な言葉を用いた文章。 2 内容の卑俗な文。
ぞく‐べっとう【俗別当】
俗人で官命を受けて寺社の事務を管理する人。
ぞく‐ほん【俗本】
通俗的な本。大衆的な本。俗書。