ぞく‐みょう【俗名】
1 仏門に入る前の名。在俗のときの名。 2 僧が死者におくる戒名に対して、生存中の名。
ぞく‐む【俗務】
世間の煩わしい務め。
ぞく‐めい【俗名】
1 俗世間での名声。「—を求める」 2 ⇒ぞくみょう(俗名) 3 世間で一般的に通用している名前。
ぞく‐よう【俗用】
1 日常の煩わしく、つまらない仕事。世俗の雑事。俗事。「—に追われる」 2 世間一般に行われること。「年齢を書く際、歳を才とするのは—である」
ぞく‐よう【俗謡】
民間でうたわれる歌謡。小唄・端唄(はうた)・民謡・流行歌など。
ぞく‐り【俗吏】
つまらない事務などを扱う役人。また、役人をあざけっていう語。
ぞく‐りゅう【俗流】
俗人の仲間。低俗な考え方をする連中。「—と交わる」
ぞく‐りょ【俗慮】
「俗念」に同じ。
ぞく‐りょう【俗了】
[名](スル)俗化してしまうこと。「よし玉えよし玉え、折角の清会を—してしまう」〈蘆花・黒潮〉
ぞく‐るい【俗累】
世間の煩わしい事柄。「—の羈絏(きせつ)牢として絶ち難きが故に」〈漱石・草枕〉