かくりつ‐ろん【確率論】
偶然事象に関して、その起こる確率の理論と応用を研究する数学の一部門。公算論。
きき‐つ・ける【聞(き)付ける】
[動カ下一][文]ききつ・く[カ下二] 1 音や声に気づく。「怪しい物音を—・けて外に出る」 2 偶然聞いて知る。人づてに聞いて知る。「うわさを—・ける」 3 聞き慣れる。「彼の大声は—・けている」
きせず‐して【期せずして】
[連語]思いがけず。偶然に。「—同じ列車に乗り合わせる」
きょだい‐は【巨大波】
海洋で発生する波高が極めて高い波。複数の大波が、偶然に位相が一致して重なることで発生する。予測が困難で、海難事故の原因となる。三角波・フリーク波(一発大波)など。
ギャンブル【gamble】
賭(か)け事。ばくち。また、偶然や運に頼る危険な試み。「公営—」「結婚は—だ」
ぎょう‐こう【僥倖】
[名](スル) 1 思いがけない幸い。偶然に得る幸運。「—を頼むしかない」「—にめぐりあう」 2 幸運を願い待つこと。「生死の境の中に生きることを—しなければならない運命」〈有島・生れ出づる悩み〉
くう‐くう【空空】
[名]仏語。宇宙間の一切の存在はすべて空であり、その空であるという道理自体も空であるということ。 [ト・タル][文][形動タリ] 1 何もないさま。むなしいさま。「—たる蒼穹(そうきゅう)」...
くしく‐も【奇しくも】
[副]《形容詞「くし」の連用形+係助詞「も」から》偶然にも。不思議にも。「—その誕生日に世を去った」
ぐう【偶】
[常用漢字] [音]グウ(慣) [訓]たまたま 1 人の形に似せたもの。人形。「偶像/土偶・木偶」 2 二つで対をなすもの。ペア。カップル。「対偶・配偶・匹偶(ひつぐう)」 3 二で割り切れる数...
ぐう‐ごう【偶合】
[名](スル)偶然に一致すること。「夢の夢なる一本百合の此の在る事、畢竟(ひっきょう)—に過ぎずとは謂え」〈紅葉・金色夜叉〉