ぼうけい‐ひぞく【傍系卑属】
傍系血族のうち、自分より下の世代にある者。甥(おい)・姪(めい)など。
ぼう‐し【傍視】
[名](スル)かたわらで見ていること。傍観。傍見。「民の塗炭に苦しむを今更—するに忍びず」〈染崎延房・近世紀聞〉
ぼう‐しゅつ【傍出/旁出】
わきから出ること。横に出ていること。
ぼう‐しょう【傍生】
仏語。からだを横にして生きる生き物、すなわち畜生。
ぼう‐しょう【傍証】
[名](スル)間接的な証拠。直接の証拠とはならないが、その証明を補強するのに役立つ証拠。「—を固める」「絵のタッチが二人の師弟関係を—している」
ぼう‐しん【傍心】
傍接円の中心。三角形の一つの内角の二等分線と他の二つの内角に隣接する外角の二等分線との交点。
ぼう‐しん【傍親】
傍系の親族。
ぼうじゃく‐ぶじん【傍若無人/旁若無人】
[名・形動]《「史記」刺客伝から。「傍(かたわ)らに人無きが若(ごと)し」の意》人のことなどまるで気にかけず、自分勝手に振る舞うこと。また、そのさま。「—な態度に腹が立つ」
ぼう‐じゅ【傍受】
[名](スル)無線通信を、交信の相手でない者が受信すること。「機密の通信を—する」
ぼう‐じん【傍人】
そばにいる人。また、そばにいるだけで、直接の関係がない人。「何処の芸妓かと—に聞けば」〈魯庵・社会百面相〉