かいいれ‐しょうかん【買入償還】
会社が発行した自己の社債を流通市場から買い入れて、償還すること。市場価格が下落したときに取得することで、結果として市場価格は騰貴する。
かそ‐さい【過疎債】
過疎地域自立促進特別措置法に基づいて発行される地方債。同法で定められた過疎地域に該当する市町村に限り発行が認められる。発行額に応じて国からの地方交付税が増額されるため、元利償還の負担は少なく、過...
かり‐かえ【借(り)換え】
[名](スル) 1 前に借りた分を返して、新しく借りること。 2 公社債を新たに発行して、既発行公社債の償還に充てること。ロールオーバー。「低利—」
かりかえ‐こうさい【借換公債】
償還期限のくる公債の償還資金を調達するために、または長期金利が低下したとき、既発行の公債を低利のものに転換するために発行する公債。→借換債
かりかえ‐さい【借換債】
1 ⇒借換(かりかえ)公債 2 普通国債の償還額の一部を借り換える資金を調達するために発行される国債。国債整理基金特別会計において発行され、その歳入の一部となる。国会の議決を経て定められた限度額...
かん【還】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) ゲン(呉) [訓]かえる かえす 1 元の場所・状態に戻る。かえる。「還元・還流・還暦/往還・帰還・生還」 2 元の持ち主に戻す。かえす。「還付/召還・...
がいか‐さい【外貨債】
債券発行者の国以外で募集される債券。外国の通貨で表示され、その通貨で払い込まれ、原則としてその通貨で償還される。日本円を外貨債で運用して日本円で回収する場合には為替リスクを伴うことになる。日本国...
がいかだて‐しゃさい【外貨建(て)社債】
外国通貨と引き換えに発行される社債のうち、劣後特約が付されていないもの。社債の発行体にとっては、必要な外貨の調達から償還までを為替リスクなしで行えるメリットがある。国内で発行される場合と、国外(...
きえん‐れい【棄捐令】
江戸幕府が旗本・御家人(ごけにん)救済のために出した法令。札差(ふださし)に対する借金の帳消しや低利による年賦償還などを命じたもの。寛政元年(1789)と天保14年(1843)に、寛政の改革、天...
きゅう‐しょう【求償】
[名](スル) 1 賠償や償還を求めること。 2 保険会社が事故の被害者である契約者に保険金を支払うことで相手に対する保険金請求権を得て、加害者に対して請求すること。