うち‐くっ・す【打ち屈す】
[動サ変]元気なくふさぎ込む。がっくりと気落ちする。「侍従、大夫などのあながちに—・したるさま、いと心苦しければ」〈十六夜日記〉
うち‐しず・む【打(ち)沈む】
[動マ五(四)]元気をなくして、ふさぎこむ。「悲しみに—・む」
うら‐なり【末生り/末成り】
1 時期が遅くなって蔓(つる)の先のほうに実がなること。また、その実。実は小形で、味も劣る。「—のカボチャ」⇔本生(もとな)り。 2 顔色が悪く弱々しくて元気のない人をあざけっていう語。 3 末...
えい‐き【英気】
1 いきいきと働こうとする気力。元気。「—を養う」 2 すぐれた気性、才気。
老(お)いては益益(ますます)壮(さか)んなるべし
《「後漢書」馬援伝から》年老いても元気が衰えず、ますます盛んな意気がなければならないということ。
お‐かあ‐さん【御母さん】
1 子供が自分の母親を呼ぶ語。また、子供にとって母親のこと。もとは江戸末期、京坂地方の中流以上の家庭で使われていた。江戸の庶民は「おっかさん」「おっかあ」などと呼んでいたが、「おとうさん」ととも...
御前(おまえ)百(ひゃく)までわしゃ九十九(くじゅうく)まで
《「お前」は夫を、「わし」は妻をさす》夫婦が共に元気で長生きできるようにとの願いを女性の立場から言ったもの。「共に白髪(しらが)の生えるまで」と続く。
おもい‐くっ・する【思い屈する】
[動サ変][文]おもひくっ・す[サ変]元気がなくなる。ふさぎ込む。「恋い煩ったり、—・したり」〈蘆花・思出の記〉
おもいなし‐か【思い做しか】
[連語](副詞的に用いて)そう思うせいか。気のせいか。「—元気がない」
おや‐ご【親御】
他人の親の敬称。今日では多く「親御さん」の形で用いる。「—さんはお元気ですか」