ぎ‐きょうだい【義兄弟】
1 兄弟として交わるという約束・誓いを交わした者どうし。 2 義理の兄弟。異父母の兄弟や、自分の配偶者の兄弟など。
ぎ‐けい【義兄】
1 義理の兄。妻または夫の兄、姉の夫など。 2 血縁関係はないが、兄弟の約束を交わして兄としている人。
ぎ‐し【義姉】
1 義理の姉。妻または夫の姉、兄の妻など。 2 血縁関係はないが、姉妹の約束を交わして姉としている人。
ぎ‐ぜつ【義絶】
[名](スル) 1 親子・兄弟など、肉親との関係を絶つこと。「(親ヤ親類ノ)みんなに—されたって構わない積りでいるんですから」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉 2 ㋐律令制下で、夫婦の縁を切ること。 ㋑中世で...
ぎ‐てい【義弟】
1 義理の弟。夫または妻の弟、妹の夫など。 2 血縁関係はないが、兄弟の約束を交わして弟としている人。弟分。
ぎゃくえん‐こん【逆縁婚】
婚姻形態の一。配偶者の一方が死んだ場合、死んだ配偶者の兄弟または姉妹と再婚すること。
義理(ぎり)ある仲(なか)
血はつながっていないが、親子や兄弟姉妹などの血族と同様の関係にある間柄。
くさえ‐の‐さか【孔舎衛坂】
大阪府と奈良県との境、生駒山地を越える坂。神武天皇東征の際、兄の五瀬命(いつせのみこと)が負傷したという地。孔舎衙坂(くさかざか)。
くすこ‐の‐へん【薬子の変】
弘仁元年(810)平城上皇の寵(ちょう)を得ていた藤原薬子が、兄仲成らとともに上皇の重祚(ちょうそ)と平城京への遷都を企て、失敗に終わった事件。上皇は出家、薬子は自殺、仲成は殺された。
くすのき【楠木/楠】
姓氏の一。橘諸兄(たちばなのもろえ)の子孫と称する。河内(かわち)の土豪で、正成(まさしげ)以来名をあげた家系。 [補説]「楠木」姓の人物楠木正成(くすのきまさしげ)楠木正季(くすのきまさすえ)...