アガメムノン【Agamemnōn】
ギリシャ神話の英雄。ミケーネ王。ヘレネの夫スパルタ王メネラオスの兄。ギリシャ軍の総大将としてトロイア戦争に勝ったが、帰国後、妃(きさき)クリュタイムネストラとその情夫アイギストスにより暗殺された。
あき【秋】
芥川竜之介の短編小説。大正9年(1920)4月、雑誌「中央公論」に発表。ある姉妹と幼馴染の従兄の三角関係を描いた心理小説。
永井竜男の短編小説。昭和49年(1974)、「新潮」誌に発表。翌昭...
あ‐けい【阿兄】
兄を親しんでいう語。
あげ‐た【上げ田】
高い所にあって、水はけのよい田。上げ。「その兄—を作らば、汝命(いましみこと)は下田(くぼた)を営(つく)りたまへ」〈記・上〉
アザム‐きょうかい【アザム教会】
《Asamkirche》ドイツ南部、バイエルン州の都市ミュンヘンにある教会。旧市街に位置する。正式名称は聖ヨハン‐ネポームク教会。18世紀に芸術家のアザム兄弟が私財を投じて建造。過剰ともいえる装...
アシジのせいフランチェスコ【アシジの聖フランチェスコ】
グリーンによる聖人伝「兄弟フランチェスコ」の別邦題。
あだ‐うち【仇討ち】
1 主君・親兄弟などを殺した者を討ち取って恨みを晴らすこと。江戸時代、武士階級で慣習として公認されていたが、明治6年(1873)禁止された。かたきうち。 2 仕返しをすること。「けんかに負けた弟...
アッシャーけのほうかい【アッシャー家の崩壊】
《原題The Fall of the House of Usher》ポーの短編小説。1839年発表。旧家の末裔(まつえい)であるアッシャー兄妹の屋敷に招かれた主人公の経験を描く怪奇小説。
あて‐つ・ける【当て付ける】
[動カ下一][文]あてつ・く[カ下二] 1 他にかこつけて相手の悪口や皮肉などを言う。また、皮肉な態度をとる。あてこする。「兄に—・けて弟をほめる」 2 仲のよさを見せつける。「新婚の夫婦に目の...
アテネーウム【(ドイツ)Athenaeum】
ドイツの初期ロマン派の文芸誌。1798年、シュレーゲル兄弟がイエナで創刊。寄稿者にノバーリス、シュライエルマッハーなどがいる。1800年廃刊。