て‐しょう【手証】
犯罪などの行われた確かな証拠。「どんなに慥(たし)かな—が抑えられようと」〈里見弴・安城家の兄弟〉
てて‐かた【父方】
ちちかた。「—の従兄弟もあれば母方の従兄弟もある」〈福沢・福翁自伝〉
てんがちゃや‐の‐あだうち【天下茶屋の仇討ち】
慶長14年(1609)天下茶屋で起こった仇討ち事件。宇喜田秀家の家臣林重次郎・源三郎兄弟が父のかたき当麻三郎右衛門を追い求め、重次郎は返り討ちとなったが、源三郎が忠僕鵤幸右衛門(いかるがこうえも...
てんくう‐かいかつ【天空海闊】
[名・形動]大空と海が広々としていること。転じて、度量が大きく、こだわりのないこと。また、そのさま。「まだ気持ちが、—に、からっと晴れ亙ってくれないんだ」〈里見弴・安城家の兄弟〉
てんとちのあいだ【天と地の間】
《原題、(ドイツ)Zwischen Himmel und Erde》ルートウィヒの小説。1856年刊。屋根葺(ふ)き職人の兄弟の葛藤を描く。自然主義文学の先駆的作品とされる。
テンペリアウキオ‐きょうかい【テンペリアウキオ教会】
《Temppeliaukionkirkko》フィンランドの首都、ヘルシンキにあるルーテル派の教会。同国の建築家、スオマライネン兄弟の設計により、1969年建造。小高い丘にある天然の岩盤をくりぬい...
てん‐りん【天倫】
1 万物が調和を保っている自然の条理。天の道理。 2 自然に定まっている人と人との関係・秩序。親子・兄弟関係など。
で‐あ・る
[連語]《断定の助動詞「なり」の連用形「に」に接続助詞「て」、補助動詞「あり」の付いた「にてあり」の音変化》 1 断定の意を表す。…だ。「兄は作家—・り、妹はピアニスト—・る」「タダツキセヌモノ...
デイトン【Dayton】
米国オハイオ州南西部の都市。シンシナティの北約80キロメートル、グレートマイアミ川沿いに位置する。自動車工業、航空機工業が盛ん。ライト兄弟ゆかりの地。1995年、同市のライト‐パターソン空軍基地...
とい‐さ・く【問ひ放く】
[動カ下二]遠くから言葉をかける。「—・くる親族(うから)兄弟(はらから)なき国に渡り来まして」〈万・四六〇〉