めんえき‐りょうほう【免疫療法】
免疫反応を利用した治療法。ワクチン接種など。
めんえき‐りょく【免疫力】
体内に入ったウイルスや細菌、異物などから自分自身の体を守る力。低下すると多くの疾病を引き起こす。主に白血球がその役割を担う。→免疫
やくがい‐エイズ【薬害エイズ】
HIVの混入した血液製剤などの投与を受けたことが原因で、感染・発症した後天性免疫不全症候群。1980年代から増加した。→非加熱製剤
やくぶつ‐りょうほう【薬物療法】
薬物を用いて治療する方法。外科的療法・物理療法・免疫療法などに対するもので、内科的治療法の大部分を占める。
ヤーボイ【Yervoy】
免疫チェックポイント阻害剤「イピリムマブ」の商品名。
よう‐きん【溶菌】
バクテリオファージが細菌内で増殖し、内部から細菌を溶かす現象。また、抗体が補体と結合し、免疫反応により細菌を破壊して溶かす現象。
ようけつせい‐ひんけつ【溶血性貧血】
溶血を起こし、赤血球の破壊が造血能力を超えるためにみられる貧血。先天的に赤血球の膜が弱い場合や自己免疫疾患・薬物中毒などで起こり、貧血のほか脾腫(ひしゅ)・黄疸(おうだん)などの症状を呈する。
よぼう‐せっしゅ【予防接種】
感染症の発生・流行の予防のため、毒性を弱めた病原体などを抗原として体内に注入し、長期間の免疫をつくること。全額公費負担の定期接種と、希望者が自己負担で受ける任意接種がある。
ラジオイムノアッセイ【radioimmunoassay】
放射性同位元素と抗原抗体反応とを利用して、非常に微量な物質の量を測定する方法。同位元素標識免疫定量法。放射免疫測定。RIA。
リウマトイド‐いんし【リウマトイド因子】
《rheumatoid factor》人や動物の免疫グロブリンG(IgG)抗体にある抗原決定基に対する抗体で、自己抗体の一種。慢性関節リウマチなどの膠原(こうげん)病を起こす。リウマチ因子。