はっ‐かんじごく【八寒地獄】
仏語。寒冷に責め苦しめられる8種の地獄。頞部陀(あぶだ)・尼剌部陀(にらぶだ)・頞唽吒(あせった)・臛臛婆(かかば)・虎虎婆(ここば)・嗢鉢羅(うばら)・鉢特摩(はどま)・摩訶鉢特摩(まかはどま...
はっ‐き【八旗】
中国、後金国および清朝の満州人を中心とした軍事・社会組織。清の太祖が制定した。全軍を旗の色によって黄・藍・紅・白・鑲黄(じょうおう)・鑲藍(じょうらん)・鑲紅・鑲白の八軍に分け、各軍に兵7500...
はっ‐きょう【八教】
天台宗で説く、化儀(けぎ)の四教と化法の四教の総称。→五時八教(ごじはっきょう)
はっ‐きょく【八極】
四方と四隅。東・西・南・北、乾(けん)・坤(こん)・艮(ごん)・巽(そん)の八方。また、八方の遠い土地。
はっ‐く【八供】
金剛界曼荼羅(まんだら)の中央部の羯磨会(かつまえ)で、大日如来が四仏に供養するため現出した嬉・鬘・歌・舞の四菩薩(ぼさつ)(内の四供)と、その外側に配されて四仏が大日如来を供養する香・華・灯・...
はっ‐く【八苦】
仏語。人間の八つの苦しみ。生・老・病・死の四苦に、愛別離苦・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとくく)・五陰盛苦(ごおんじょうく)を加えたもの。
はちくどく‐すい【八功徳水】
⇒はっくどくすい(八功徳水)
はっくどく‐すい【八功徳水】
仏語。極楽浄土などにあって、八つの功徳を備えている水。倶舎論(くしゃろん)では、甘・冷・軟・軽・清浄・不臭・飲時不損喉・飲已不傷腸の八徳。はちくどくすい。八徳(はっとく)。
はっ‐か【八卦】
⇒はっけ(八卦)
はっ‐け【八卦】
1 易で、陰()と陽()の爻(こう)の組み合わせで得られる8種の形。この中の2種を組み合わせてできたものが六十四卦で、自然界・人間界のあらゆる事物・性情が象徴される。はっか。 2 占い。易。...