えん‐しん【円心】
円の中心。
えんしん‐か【円唇化】
音声学で、調音の際に二次的調音として唇のまるめを伴い、音声を変化させること。
えん‐しんどうすう【円振動数】
⇒角振動数
えんしん‐ぼいん【円唇母音】
唇のまるめを伴う母音。例えば、英語では[ɑ]を除くすべての後舌母音。
えんじつ‐とんご【円実頓悟】
仏語。物事の完全な実相を、段階を経ないで一足とびに悟ること。天台宗の教理をさす。円頓。
えん‐じゃく【円寂】
[名](スル) 1 悟りの境地。涅槃(ねはん)。 2 僧が死ぬこと。入寂。「和尚は…たくましい一篇の偈(げ)を留めて—し」〈柳田・山の人生〉
えんじゅあんざっき【円珠庵雑記】
江戸時代の随筆。2巻。契沖(けいちゅう)著。元禄12年(1699)成立、文化9年(1812)刊。古語の考証や解釈を中心としたもの。円珠庵は契沖の住んでいた庵の名。続編に「円珠庵雑雑記」がある。
えん‐じゅく【円熟】
[名](スル)人格・知識・技術などが円満に発達し、豊かな内容をもっていること。「—の域に達する」「—した人間味」
えんじゅく‐み【円熟味】
円熟を感じさせる趣、または雰囲気。「技の—が増す」「—のある俳優」
えん‐じゅんれつ【円順列】
n個の異なるものを円周上に並べる順列。その数は(n−1)!となる。