きょう‐じ【経師】
1 書画の幅(ふく)や屏風(びょうぶ)・ふすまなどを表装する職人。表具師。 2 経文を書き写すことを業とした人。 3 経文を折り本や巻物に仕立て、表装する職人。
きろく‐ぶんがく【記録文学】
事実を客観的に描写する、記録的性格の強い文学。ルポルタージュをはじめ、広くは伝記・日記・書簡集なども含まれる。
クイック‐モーション
《(和)quick+motion》 1 映画で、遅い速度で撮影し、普通の速度で映写する技法。⇔スローモーション。 2 野球で、投手の素早い投球動作。クイック投法。
けい‐じ【形似】
1 形が似ていること。 2 東洋画で、対象の形態を忠実に写すこと。→写意(しゃい)
げ‐がき【夏書(き)】
[名](スル)仏語。夏安居(げあんご)の期間中、経文を書写すること。また、書写した経文。《季 夏》「なつかしき—の墨の匂ひかな/蕪村」
げんとう‐き【幻灯機】
幻灯を映写する装置。スライド映写機。
こう‐かく【広角】
1 角度が大きいこと。また特に、写真のレンズの写す範囲が広いこと。 2 「広角レンズ」の略。「景色を—で撮る」
こうきょう‐し【交響詩】
標題音楽の一種。特定の文学的または絵画的内容を描写する楽曲で、ふつう1楽章形式のものをいう。リストにより創始された。
こうそくど‐さつえい【高速度撮影】
フィルムのこま送りを普通より速くして撮影する技法。これを標準速度で映写すると、スローモーションで再現できる。高速度の現象を観察・観測する場合にも用いられる。
こま‐おとし【齣落(と)し】
映画で、標準速度の1秒間24齣より遅い速度で撮影すること。これを標準速度で映写すると、画面の動きが実際よりも速くなる。