りり‐し・い【凜凜しい/律律しい】
[形][文]りり・し[シク]きりっとひきしまっている。「—・い若者」 [派生]りりしげ[形動]りりしさ[名]
りん【凜】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 態度・容姿・声などが、きびしくひきしまっているさま。「—とした声がひびく」 2 寒さのきびしいさま。「—とした朝の寒気」 3 数量がきわめて正確であるさま。「...
りん【凜】
[人名用漢字] [音]リン(呉)(漢) 1 身がひきしまるように寒い。「凜冽(りんれつ)」 2 きりっとしている。りりしい。「凜乎(りんこ)・凜然・凜凜」 [補説]「凛」は異体字・人名用漢字。 ...
りん‐こ【凜乎】
[ト・タル][文][形動タリ]りりしく勇ましいさま。毅然(きぜん)としているさま。凜然。「—とした態度をとる」「然れども其一生を通じて—たる操守あり」〈秋水・兆民先生〉
りん‐ぜん【凜然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 寒気のきびしいさま。「霜の朝の寒さは如何にも—と身にしみて」〈蘆花・思出の記〉 2 勇ましくりりしいさま。凜乎(りんこ)。「—と言い放つ」「直ぐ思い返して一歩...
りん‐りん【凜凜】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 寒気がきびしく身にしみるさま。「—たる霜夜の気」 2 勇ましいさま。りりしいさま。また、心のひきしまるさま。「勇気が—とわいてくる」「—とした声」
りん‐れつ【凜冽/凜烈】
[ト・タル][文][形動タリ]寒気のきびしいさま。「雪は路を没し—たる風膚(はだえ)を裂く」〈村井弦斎・近江聖人〉