せい‐りゅう【精留】
混合液体の蒸留のとき、すでに凝縮した液と続いて発生する蒸気とを接触させ、繰り返し蒸留して、分離をよくする操作。
そう‐てんい【相転移】
物質がある相から別の相に移ること。融解・蒸発、凝縮・凝固など。相変化。→相4
ドライ‐エージング【dry aging】
熟成肉の製造方法の一つ。温度や湿度を適切に管理した保管庫内で風を当てて乾燥させることにより、うまみを凝縮させる。→ウエットエージング
ねつ‐こうかんき【熱交換器】
高温の流体がもつ熱エネルギーを低温の流体に伝える装置。直接接触方式、隔板や蓄熱器を用いる方式があり、加熱器・冷却器・蒸発器・凝縮器などに使用。
ひじょうよう‐ふくすいき【非常用復水器】
外部電源喪失などにより原子炉圧力容器が隔離され、主復水器で原子炉を冷却できない場合に、圧力容器内の蒸気を凝縮して水に戻し、自然循環させて原子炉を減圧・冷却する設備。隔離時復水器。アイソレーション...
ビーイー‐ぎょうしゅく【BE凝縮】
⇒ボースアインシュタイン凝縮
ビーシーエス‐りろん【BCS理論】
超伝導現象を解明した理論。1957年に米国のバーディーン(Bardeen)・クーパー(Cooper)・シュリーファー(Schrieffer)が提唱し、三人の頭文字を取った称。逆向きのスピンをもつ...
ふくすい‐き【復水器】
蒸気機関・蒸気タービンなどで、排出された蒸気を冷却・凝縮させ、もとの水に戻す装置。コンデンサー。
ぶんし‐じょうりゅう【分子蒸留】
高度な真空下で、蒸発面と凝縮面との間隔を、分子の平均自由行程以下となる数センチ程度に接近させて行う特殊な蒸留。熱に不安定な脂溶性ビタミンの濃縮や、可塑剤・界面活性剤など高分子の精製に用いられる。
ぶんりゅう‐とう【分留塔】
多成分の混合液体を、蒸発と凝縮とを繰り返して、低沸点のものから順に連続的に分離するための塔状の装置。