おう‐レンズ【凹レンズ】
中央部が縁より薄いレンズ。光を発散させる働きがあり、近視用眼鏡などに使用。⇔凸レンズ。
くぼ【凹/窪】
1 くぼんでいる部分。くぼみ。「盆の—」 2 女性の陰部。女陰。「—の名をば何とかいふ」〈催馬楽・陰の名〉
くぼ・い【凹い/窪い】
[形][文]くぼ・し[ク] 1 まわりより低くなっている。へこんでいる。くぼんでいる。「前歯の抜けた—・い口が」〈嘉村・途上〉 2 劣っている。また、身分が低い。卑しい。「囲(かこは)れは長屋の...
凹(くぼ)き所(ところ)に水(みず)溜(た)まる
1 くぼんだ所に水が自然に溜まるように、条件の備わったところは自然によい成り行きになることのたとえ。 2 悪い境遇にある者には、種々の困難が集まることのたとえ。
くぼ‐たまり【凹溜まり/窪溜まり】
くぼんでいる場所。また、くぼんで水のたまっている所。
くぼ‐ち【凹地/窪地】
くぼんでいる土地。周囲よりも低くなっている土地。
くぼま・る【凹まる/窪まる】
[動ラ五(四)] 1 周囲より低く落ち込んだ状態になる。へこむ。「平原の—・った所」 2 うずくまる。しゃがむ。「女の童の—・り居て侍るを」〈万治本宇治拾遺・二〉
くぼみ【凹み/窪み】
くぼむこと。また、くぼんでいる所。「道の—に足をとられる」
くぼみ‐いし【凹み石】
縄文時代の石器の一。こぶし大の石に1、2個のくぼみがあり、ハンマーに用いたと推定されるものと、平らな石にくぼみがいくつもあり、発火器の一部と推定されるものとがある。
くぼ・む【凹む/窪む】
[動マ五(四)] 1 周囲より低く落ち込む。へこむ。「目が—・む」「—・んだ土地」 2 うずもれる。おちぶれる。零落する。「我が君のあまねき御代の道つくり—・める身をも哀れとは見よ」〈新撰六帖...