しゅっ‐けつ【出血】
[名](スル) 1 血液が血管の外に流れ出ること。外出血や内出血、喀血(かっけつ)・吐血・下血・血尿などがある。「傷口から—する」「—多量」 2 損害をこうむること。犠牲を払うこと。「—サービス」
しょうかかん‐しゅっけつ【消化管出血】
⇒ジー‐アイ‐ビー(GIB)
せん‐しゅっけつ【潜出血】
⇒潜血(せんけつ)
ちょう‐しゅっけつ【腸出血】
腸粘膜が傷ついて出血すること。腸結核・腸チフスなどでみられることがある。
とうがいない‐しゅっけつ【頭蓋内出血】
頭蓋の内部で起こる出血の総称。出血する場所により、脳実質内出血・脳室内出血・くも膜下出血・硬膜下出血などに分けられる。
ない‐しゅっけつ【内出血】
[名](スル)体内で出血が起こること。血液が組織や体腔内にとどまって体外に出ない状態。「打撲部位が—する」⇔外出血。
のうしつない‐しゅっけつ【脳室内出血】
脳の深部にある脳室という部分に出血がみられる状態。 [補説]脳室は脳脊髄液で満たされている。脳室壁からの出血はまれで、脳実質内での出血(脳出血)によってできた血腫が脳室の中まで流れ込むことによっ...
のう‐しゅっけつ【脳出血】
脳内の血管が破れて出血が起こった状態。それが血腫(けっしゅ)となって脳実質を圧迫・破壊し、種々の障害をきたす。高血圧・動脈硬化や動脈瘤(どうみゃくりゅう)の破裂などで生じ、嘔吐(おうと)・痙攣(...
のうじっしつない‐しゅっけつ【脳実質内出血】
脳の実質(大脳・小脳・脳幹など)で起こる出血。脳出血。
のうまく‐しゅっけつ【脳膜出血】
脳膜の血管が破裂して起こる出血。その場所により、蜘蛛膜下(くもまくか)出血・硬膜下出血・硬膜外出血がある。